「ものを捨てる」行動に移すコツ
「片付けは、ものを捨てるのが大事」というのは知っているけど、
なかなか実践できない人は多いと思います。
この記事では片付けのときにものを捨てるコツと、
途中でやめてしまいそうになったときの対策を紹介します。
ものを捨てる片付けのコツを覚えて、きれいに片付いた部屋を作っていきましょう。
*【PR】当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています*
1.捨てるべきなのに捨てられない…どうしたらいい?
「部屋をきれいにするには、ものを捨てるのがいちばん」とわかっているのに、
片付けをしようとするとものを捨てるのができなくなってしまうことはありませんか?
捨てたくても捨てられない、その理由に気づき、どう解決するかを紹介します。
捨てるべきものをどんどん捨てて、心地よい部屋を作っていきましょう。
1-1 もったいない
片付けを始めてものを捨てようとしたとき、止まってしまう理由のひとつが
「もったいない」という気持ち。
使えるものをゴミにするのが悪いと思ったり、今は使わないものでも
「高い買い物だったから」と思ったりして、ものを捨てる事ができなくなるのです。
もったいないという気持ちが強くて片付けができないときは、
手放す方法に納得できていないことがあるかもしれません。
ゴミにするのが嫌なら、欲しい人にあげたり
寄付をしたりという手放す方法を考えてみましょう。
買ったときのお金が気になって片付けができないなら、
買い取ってくれるお店に値段を聞いてみるのもいいですね。
もちろん買ったときのお金と同じになることはないですが、
ゴミにすると0円になることを思えば、買い取ってもらうという事は
自分自身が気持ちよく納得できる方法かもしれません。
1-2 後悔するかも?
片付けでものを捨てるとき、手にとったものを見て
「本当に捨てていいの?後悔しないの?」と、
ドキドキすることがありませんか?
考え始めると手が動かなくなって、片付けができなくなることも。
後悔しないかどうか考えてしまうわけは、ものを手放す基準がはっきりしていないことです。
不安で捨てることができないときは、ちょっと片付けをやめて基準を考え直してみましょう。
「捨てると後悔するかもしれないものは、今は捨てなくてもいい」というルールを作るのも
気持ちがラクになるのでおすすめです。
1-3 判断ができない
いざ片付けを始めても、捨てるときになると「いる・いらない」の判断ができなくなることがあります。
判断ができないわけは、さっき言った「後悔するかも」と迷うときと同じで、
判断の基準がはっきりしていないことが多いからです。
ものを手放す基準をはっきりさせるには、片付けを始める前に
理想の部屋をはっきりさせることがポイント。
「この素敵な部屋に本当に必要なものは何か?」を考えてみましょう。
今の部屋にあるものの中から、理想の部屋にいるものだけを残すという基準で
片付けを進めましょう。
「迷うもの以外は手放す!」と決めておくと、いらないものを捨てるのがどんどんはやくなります。
2.ものを捨てる⇒片付けでできる4つのゆとり
散らかった部屋で暮らしていると、気持ちが沈んで暗くなったり、
物が散乱した環境でストレスを感じたりと、いいことがありません。
ここからは、片付けでできるゆとりについて見ていきましょう。
2-1 気持ちのゆとり
「人間が見てわかることの約80%は目で見たこと」と言われていて、
散らかった部屋にいると目に入る情報が多くストレスを感じやすくなります。
それに、いつも「片付けないといけない」と思っていることで、
気分が落ち込みやすくなることも。
いらないものを捨てて好きなものだけになった部屋は、
気持ちが落ち着く居心地のいい場所になるでしょう。
2-2 時間のゆとり
片付けができていないせいで「いつも探しものをしている」という人も多いと思います。
その理由として、散らかっている部屋では「ものに場所がない」
「ものが多くて探すのに時間がかかる」ということがあります。
いらないものを捨てると、ものの数が少なくなって探しやすくなります。
それに、ものが少なくなってちょうどいい量になったことで、
片付ける場所に上手に収まるようになっていきます。
ものを出したままにしないで決まった場所に戻すことで、
探しものに使っていた時間が減って、時間にゆとりができます。
2-3 空間のゆとり
片付け上手な人は、物を減らしてスペースを確保することが得意です。
床や机の上がスッキリすると、部屋が広く感じられます。
また、物が少ないと掃除も楽になります。
2-4 人間関係のゆとり
片付け上手な人は、人を家に招くことに抵抗がありません。
部屋がきれいだと、好印象を持たれやすくなります。
居心地の良い時間を過ごせる、友人との楽しい時間が増えるでしょう。
3.捨てる!覚えておきたい5つのアプローチ
いざ片付けをしようと「がんばって捨てるぞ!」と思っても、
なかなかできないこともあります。
捨てるのがスムースになるコツ、5つのポイントを覚えておきましょう。
3-1 理想の部屋を思い浮かべて捨てる基準を決める
捨てられないわけでも言いましたが、片付けは基準がはっきりしていないとできません。
まずは、理想の部屋を考えることから。
その理想の部屋には何があるのか、はっきり考えてみます。
逆に今の部屋にあるもので、理想の部屋にないものも考えてみましょう。
今の部屋にあって理想の部屋にないものは、これからもいらないものです。
そう思えるようになったら、捨ててもいいのではないでしょうか。
それから、クローゼットの片付けなどは、捨てる基準を
「着てみてもワクワクしない」「2シーズン着なかった」といったように
はっきりしておくのもいいですね。
3-2 小さいところから、ちょっとずつ
片付けを始めるときは、やる気がいっぱいになっていることが多いもの。
でも、ものを捨てることは、ひとつひとつ考えることが必要です。
思っていたより疲れるので、最初から全部片付けようとしないで、
小さいところからちょっとずつ進めるのがいいです。
押し入れのような大きいところではなく、
薬箱や小さい引き出しひとつといったラクなところから始めましょう。
3-3 感情がわかないものから始める
片付けていてものを捨てているとき、手が止まってしまうのが写真や思い出があるものです。
ものがいるかいらないかを考えるとき、感情が混ざってくると冷静に考えられなくなります。
最初は、感情に左右されない洗面台の引き出しや冷蔵庫などから始めてみてはどうでしょうか。
部屋を見渡してみて、はっきりゴミだとわかるものから捨てるのもいい方法です。
3-4 タイマーを使って!短い時間でしっかりと
片付けは、思っていたより疲れることです。
長い時間片付けをやっていると、頭が疲れて考えることができなくなることも。
どんどん捨てるには、短い時間でしっかり作業することが大切です。
タイマーを使って「15分間休まずに片付ける」などと決めると、
はやくできるようにもなります。
集中し始めるとあっという間に時間が経過し、
「もうあと15分」と片付けが自然に続けられるようにもなります。
タイマーをうまく使って、効率よく片付けを進めていきましょう。
3-5 すぐに決める!3秒ルール
片付けでものを捨てるには、すぐに決めることも大切なことのひとつです。
一度手にしたものは3秒でいるかいらないかの決めるという「3秒ルール」がオススメ。
決められなくて迷い始めると、時間がたってしまって片付けができません。
3秒で決められないものは、とりあえず「保留BOX」に入れておいて、
あとでまた見るようにしてもOK。
片付けのときはできるだけ手を動かして、ものを捨てることに集中しましょう。
4.捨てるときに気をつけること
片付けで捨てるとき、忘れてはいけないこともあります。
中には、後で困ることになる場合も。
片付けを始める前にチェックしておきましょう。
4-1 再発行ができない大切な書類
大切な書類については、使わなくても保管しておきましょう。
中には再発行ができない書類もあります。
特に以下の書類は、捨てないよう気をつけましょう。
・土地の権利書
・保険証券
・印鑑登録証(印鑑登録カード)
・マイナンバー通知カード
・資格の認定証
・各種契約書
大切な書類はなくさないように、しまう場所を決めて保管しましょう。
4-2 自分のもの以外には触らない
自分のものは捨ててもいいのですが、
家族のものや一緒に使っているものは持ち主に許可なく捨てないよう気をつけましょう。
ものを捨てるかどうかは、持ち主が決めることです。
自分から見て「これは捨てても大丈夫だろう」と思えるものでも、
その人にとっては大事なものかもしれないので許可なく触らないようにしましょう。
捨てるのは、自分のものだけ。
4-3 捨て過ぎない
捨てることになれてくると、捨てるということがどんどんできるようになります。
また、目的が片付けから捨てることに変わってしまうことも。
そのような状態では、正しい判断ができないことがあります。
捨てることがどんどんできるようになると判断基準がわからなくなって、
捨てすぎることもあるので気をつけましょう。
大事なものまで捨ててしまっては、悔やむことになります。
捨てることは、片付けのためのことです。目的は何なのか、
落ち着いて考えてみましょう。
5.捨てるときに気をつけること
片付けで捨てるとき、忘れてはいけないこともあります。
中には、後で困ることになる場合も。
片付けを始める前にチェックしておきましょう。
5-1 一時停止する
片付けの途中で、捨てるのが辛くなったら一時停止しましょう。
捨てるのが辛いと思っていると、ものの必要性を冷静に判断できません。
判断できないままにものを捨ててしまうと、
あとで「捨てるべきではなかった」と悔やむかもしれません。
だからこそ、一度休むことも大事です。
5-2 寄付することを考える
捨てること自体が辛いと感じるなら、別の方法で手放すことを考えましょう。
リサイクルショップなどで売れない日用品は、寄付することができるかもしれません。
送料や手数料を払わなければならないところもありますが、
「誰かの役に立っている」と思えば、納得して手放すことができるでしょう。
5-3 買取専門店に聞いてみる
ものをどんどん捨てる前に、買取専門店に聞いてみるのもいいですね。
特に高級ブランドのバッグなど、捨てるのがもったいないと思うものは、
買取専門店なら買い取ってくれる可能性があります。
試しに査定してもらって、納得できるかどうか確かめてみましょう。
【まとめ】
捨てるコツを覚えて片付いた心地よい部屋を作ろう
片付けを早く終わらせたいとき、ものを捨てるのは効果的な方法です。
捨てたくても捨てられない人は、まずは何が原因かをはっきりさせることから
始めてみませんか?
捨てるコツを覚えて、すっきりと片付いた部屋を作りましょう。
コメント