午前中に片付けをしよう! 計画性が大切
物を捨てることに抵抗があり「物を大切にする」ことが
根付いている場合、物を手放すことがなかなか出来ない人がいます。
ここでオススメする片付け方法は、思い切って部屋の中の物をすべて出して、
新しい住まいに引っ越すような前向きな気持ちで、
これからの生活に必要な物を選ぶことです。
家の中のものを一度に片付けるのがベストですが、「そんな…先が見えないよー」と感じてしまうなら、今日はココ!と場所を決めて集中して終えてしまいましょう。
作業を始めるのは、頭がクリアになっている午前中がオススメです。
ある物をすべて出す作業は、「一点集中」でやればすぐに終わります。
その後は、選んで戻すだけ。残った物は全部処理します。
これなら、「出す」・「戻す」・「捨てる」 と、それぞれ作業に集中できるので頭も疲れませんし、スムーズに進みます。
午前中だけと決めたので、3割捨てられれば十分です。
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片付けは計画が大事
では、「出す」・「戻す」・「捨てる」 という3つのステップで、片付けを進めましょう!
ステップ1:片付ける場所の物を全部出す
まず、片付ける場所の物を全部出します。
コツは、服ならクローゼットなど、収納スペースの大きい場所から始めることです。
スペースが空くと、他の場所を片付けたときに出た物を入れられます。
片付けを速く終わらせるには、考えずにどんどん物を出すことです。
「残すかな、捨てるかな」と迷っていると時間がかかり、頭が疲れます。
奥にある、使っていない物も全部出します。
奥の物は、迷わずに手放せます。
これらを手放すと、片付けのペースが上がります。
サクッと片付けのコツ→考えずにどんどん出す!奥の物も出す!
ステップ2:必要な物だけ残して戻す
物を全部出した後は、必要な物を残していきます。
重要なのは、「捨てる物を探す」のではなく、「必要な物を探す」ことです。
捨てる物を探そうとすると、
「いつか使うかもしれない」「高価だったし、捨てるなんて勿体ない」などと思いがちで、時間が長くなり、判断するのに疲れます。
でもよく考えて。こういうときの「いつか」はいつまで経っても来ません。
物を出して空になったスペースを見てこれからの理想の生活を想像して、
好きな物や必要な物だけを残すことが大事です。
考えすぎずに、サッと見て3秒で決めるのがコツです。
サクッと片付けのコツ→「必要な物」を探す!判断は3秒で
ステップ3:必要な物だけ残す!ストックは数を制限する
今回の片付けで目指すのは、部屋の中の物を3割減らすことです。
捨てる量が足りなかったときは、必要だと思った物を再度チェックしましょう。
スピード片付けのコツは「迷ったら捨てる」ことです。
以下が捨てるのに迷いやすい物の判断の仕方です。
参考になさってください。
1.迷ったときは外で物を見る
長く使っている大好きなグッズも、日の光でよく見ると、
色あせていたり壊れていたりすることがよくあります。
2.どんどん増える物は量を決めて数を減らす
・紙袋・ビニール袋
紙袋やビニール袋は買い物するたびにもらえるので、思い切って捨てましょう。
残すなら「紙袋は5袋以内」など量を決めて。
・収納グッズ
収納スペースが多くなると、物も多くなり、散らかりやすくなります。
最初は全部捨てて、本当に必要なときに買うようにしましょう。
・文房具
家族みんなが同時にハサミやホチキスを使うことはないですよね。
基本は全部1つだけに、難しいなら2つまでにしましょう。
捨てるのに迷ったら、4つの「手放しのルール」を思い出す
高いものなど、捨てるのが難しいものは、本当に必要なものかどうかを確かめることが大事です。
頭でグルグル考え出したら、この4つの「手放しのルール」を思い出して、作業の手を進めましょう。
手放しのルール1:いざというときは来ない
日用品や非常用の食べ物などは、使うかもしれない……と思うと捨てられなくなりますが、使う量だけあれば充分です。
一回、勇気を出して数を減らしましょう。
いつも使うものと、必要な量の数を決めておけば、それより増えません。
手放しのルール2:「もったいない」と思うのが時間と空間のロスになる
本当の「もったいない」は「物を大切にする、使い尽くす」という意味です。
使わない物を溜め込んで、快適な空間をなくし、片付けに無駄に時間を使うことこそ「もったいない」と心に刻んでください。
手放しのルール3:思い出は残す、思い入れは切る
親の形見など大切な思い出を無理に捨てる必要はありません。
しかし、健康器具や教材などお金がもったいない、そのときの気持ちを認めたくないなどの「思い入れ」は切りましょう。
手放しのルール4:判断に悩むときは【とりあえずボックス】に入れる
どうしても3秒で決められないときは、
段ボール箱など【とりあえずボックス】を準備して、一旦その中に入れます。
片付けで時間が長くなるのは「判断に悩む」からです。
仮の保留ボックスに入れることで、悩む時間を省けます。
ただし、【とりあえずボックス】に入れたものをずっと放っておくのはダメ。
1週間、1か月など、見直すタイミングを自分で決めて、そのときになったら、捨てる・捨てないをもう一度決めましょう。
◇まとめ◇
必要な物だけ残す!
ポイントは、「捨てる物を決める」のではなく、「残す物を決める」ことです。
捨てる物を決めようとすると、「もしかしたら使うかも」「高い値段で買ったし、捨てるのはもったいない」などと考えてしまいますが、でも本当に。
そんな「もしかしたら」はいつも来ないんです。
物を出して空っぽになったスペースを見てこれからの理想の暮らしをイメージ、好きな物や必要な物だけを残す、そうやってスッキリ暮らしましょう。
まとめます。
1.物を全部出して、収納スペースを空ける
2.必要な物だけを選んで、残りは捨てる
3.ストックは数を制限して、増やさない
4.迷ったら捨てる、判断は3秒
5.これからの理想の部屋をイメージする
片付け、楽しみましょうね。
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