片付けを気楽に始めるための3ステップ
働くママさんは「家が片付かない」という悩みをよく持っています。
朝と夜の限られた短い時間で、洗濯や料理、そうじなどをやらなければならないといった
共働き家庭では、なかなか片付けに時間を割けないのが現実です。
雑誌のようなきれいに片付いたお部屋は夢かもだけれど、
せめて少しは片付いた家で暮らしたい!
そんながんばる共働きのみなさんに向けて、実践しやすいアイデアをご紹介します。
必要な時間はわずか5分。ぜひやってみてください!
*【PR】当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています*
片付けが苦手な人へ
片付けが苦手で、つい部屋が散らかってしまうと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
忙しい日々の中で、片付けに時間を割くのはなかなか難しいものです。
しかし、片付けは少しの工夫と習慣化で驚くほど簡単にできるようになります。
忙しい毎日、片付けが苦手でも大丈夫。
5分でできるこの片付けのコツを覚えて、整理整頓してみましょう。
◆1箇所だけと決めて集中的に片付けに取り組む◆
片付けはできる人がすごいと思ってしまいがちですが、
これは「計算が得意」「絵がうまい」といったことと同じ、ある種のスキルです。
片付けが苦手な人はたくさんいます。これは個性です。
誰もが計算や絵画が得意でなくてもいいように、片付けることが辛いと感じる人は、
無理しなくてもOK。
それでも、少しでも部屋の中をよくしたい、と考えるならこの方法をオススメ。
◆ピンポイントで一点集中!1箇所だけを短時間で片付ける◆
片付けの能力がある人は、部屋を3次元で見て、
物を「区別・分類・移動させる」といったプロセスを脳で想像できる人です。
これは「片付け脳」と呼ばれています。
こうした人は部屋全体の片付けが一気にできますが、苦手な人にとって、
この作業は時にムズカシイことだったりします。
始めるとすぐ、「あれもこれも」と頭が混乱して、どうにも物が片付かないまま、
体だけ疲れてしまうという結果になりやすいです。
だから、自分の個性に合わせた方法で対処していく方がより良いでしょう。
片付けが上手ではないと思う人は、部屋全体を見るのをやめて、
ひとつだけ、ピンポイントでターゲットを絞り、小さな場所だけを、
一回に一度、時間を決めて片付けるというのが最善策です。
◆5分で片付く3ステップ◆
■ステップ1:まずはターゲットを一箇所決めるところから
最初に一番やりやすいポイントをターゲットにしてみる。
食事前5分の片付けタイムを作り、「ダイニングテーブルの上に何もない」ことを
習慣にすることからはじめてみましょう。
これは一人でやる必要はありません。
ぜひ家族を巻き込んで、楽しみながらやってみてください。
まずテーブルの上にあるものをすべて別の場所に移動させます。
この時、少しでも共通性のあるものは同じ場所にグループにして移動しましょう。
(本や雑誌、伝票やDM、お菓子などざっくりとまとめて置きます)
すると、いくつかの山ができるはずです。
この山は、ソファの上でも棚の上でもこの時点ではかまいません。
できれば日常生活に差し支えのない場所を確保できれば◎。
とにかく、「テーブルの上に何もない」ことを目指しましょう。
まずはこれで2、3日やってみて。
■ステップ2:移動した山をみてから収納用品を用意
2、3日ステップ1を続けたところで、はじめて収納用品を用意します。
ポイントは、移動された物の山を見てから、収納用品を準備すること。
片付けが得意ではない人にとって、物で山盛りのテーブルや部屋を見渡して、
そこから必要とされる収納用品を推測して、形や数を決めるのはとてもハードルの高い作業です。
「まず、収納用品を買ってから片付ける」と考えていると、なかなか片付けに着手できないことも。
とりあえず、毎日小さな場所をピンポイントで小さく片付けて分類していき、
その結果できた山を見て、必要と思われる収納用品を考えましょう。
書類の山が大量にあるようなら、それが収まる大き目のトレイを。
伝票がたくさんあるようなら、サイズが小さめのボックスファイルなどを。
おもちゃがたまるようなら、取っ手つきのカゴなどを用意して、そこに入れていきましょう。
ここで用意する収納用品は、あくまでも「一時滞在用のホテル」です。
細かく分類したり、ファイルで出し入れするなど手間のかかるものではなく、
食事前の片付け時にポイポイと気軽に放り込める簡単な収納用品を
用意するようにしてくださいね。
■ステップ3:一回に一箇所だけ、収納用品の中身を片付け
最後に、こうして分類された収納用品の中身がいっぱいになってしまったら、
いよいよ整理していきます。
ただし、これはあくまでも「片付ける元気のある日に、1回につきひとつだけ」ぐらいのペースで。
たとえば、おもちゃがいっぱいたまったカゴは、子供部屋に移動させて中身をしまいます。
このとき、しまう先の収納環境が整っていないようでしたら、
上記のステップ1~2を再び繰り返して。
・まずはかごを空にする → このときにおおまかに分類して山をつくる
・その山を見て、必要な収納用品を用意して、納める
化粧品やお菓子、文具などがたまっているようでしたら、本来の収納場所に戻します。
書類がいっぱいに溜まってしまったボックスは、一度空にして、
→ 捨てていいものは思い切って捨てる(シュレッダーにかけるなど対策も考えて)
→ 保存する大切なものはファイルなどに移動させる
→ 移動先の環境が整っていないようなら、とりあえず大まかに分類して輪ゴムでとめる、
いらない封筒に入れてまとめるなどして、またボックスに戻す
→ 上記の束を見て、必要な収納ファイルなどを用意していく
というプロセスを試してみてくださいね!
最後に
特にこのステップ3の「分類して移動先を決めて整理する」作業は、
すべてを一気にしようとすると片付けが苦手な人にとっては
とても大変な作業になることも。
あまり気負わず、とりあえずボックスの中で山になっていれば、
時間の順にたどれば探せる……と、気楽に考えることも大切。
ファイルへの移動は時間と余裕のあるときに、 「一回につき1つだけできればOK」
ぐらいのペースでやっていきましょう!
心配しないで。
それでもあなたのダイニングテーブルは「何もない状態」に片付いているのです。
こうした一点集中の片付けが一箇所できるだけでも、進歩していると自分を褒めてあげましょう。
コメント